インチキ占い師にご用心!ホットリーディングを使った悪質な手口とは

悪質な占い師はホットリーディングという手口を使っているかも?

事前に個人情報を調べ上げる手口のことをホットリーディングと言います。探偵を雇って調査を行い、そこで得た情報を霊視をしながら喋って的中させるのです。多くの場合は高額商品の販売が目的なので注意するようにしてください。

悪質なホットリーディングの手口を解説

絶対に知っている訳がない、そんな事実を占い師に言い当てられることがあるでしょう。
霊視や未来予知などの占いでは、しばしばあり得ない瞬間が訪れるものです。

 

知っているはずがないと思っている情報を言い当てられると、多くの人は超常的な能力を意識してしまいます。
さらに、守護霊と会話するような演出、透視を行う演出をされればより一層信じてしまうでしょう。

 

これはホットリーディングと呼ばれる手口で、相手の信頼を得る会話術の1つです。
どのような仕組みになっているかを知って、悪質な占い師に騙されないように準備しておきましょう。

 

ホットリーディングとは

虫眼鏡
これは占いやカウンセリングを行う前に、徹底的に相手の個人情報を調査する手口です。
具体的には、SNSで情報収集をしたり家族や知人へ探偵が探りを入れたりすることもあります。
相談者本人を尾行した事例も報告されているので、ホットリーディングは想像以上に怖いのです。

 

ホットリーディングで集められた情報は霊視をしながら喋ります。
SNSでブランド品を買ったことを報告していれば、「最近高い買い物をしていませんか?」という霊視結果に繋がるでしょう。
悩みや家族構成をぴったりと言い当てるのは、事前に徹底調査しているからなのです。
亡くなった祖父や祖母の情報など、霊視で見る情報には際限がありません。

 

目の前の占い師が知っているはずの無い情報を次々に霊視して行けば、必要以上に相手を信頼してしまうのです。
そして、悪質な占い師は信頼を得た後に、高額商品や宗教へ勧誘してくるでしょう。

 

電球マーク

占い師に相談をする時は、ホットリーディングの手口があるということを覚えておいてください。

 

 

ホットリーディングは時間が必要

時計

基本的にホットリーディングには調査時間が必要になります。
そのため、予約制になっている占い師やカウンセラーは、ホットリーディングの時間を確保しているのかもしれません。
すべてがそうだとは言い切れませんが、そうした調査が行われている可能性は意識した方が良いです。

 

自分のスマホや実家の電話にセールス電話が来たり、営業マンが来たりしたら警戒してください。
個人情報を聞き出そうとする探偵の可能性が捨てきれません。
そこで話した何気ない会話が霊視する情報を与えてしまうのです。

 

霊視には注意

霊視をする占い師

占い師が、知っているはずの無い情報をいくつも的中させたらホットリーディングを疑ってください。
あなたの個人情報が調査され、事前に把握されていた可能性が高いです。

 

ホットリーディングは膨大な手間と費用が発生するため、多くのケースでは高額商品の販売が目的になっています。
数十万の水晶やお札を買ってしまって後悔している人は少なくありません。

 

霊視でいろいろな情報を透視して来る相手が居たら警戒するようにしましょう。